施術症例『右膝半月板損傷、右膝を内側にねじると痛い(バドミントン部)』

施術症例『右膝半月板損傷、右膝を内側にねじると痛い(バドミントン部)』

14歳 女子 バドミントン部、バドミントンクラブチーム所属

7月末に試合中に右膝を痛める。

腫れが引かず翌日病院へ行き、水を抜く。少し血が混じっていた。

レントゲン、また別の病院でMRIを撮り半月板の水平断裂、半月板損傷と診断。

1つ目の病院では手術をすすめられる。2つめの病院では治癒でくっつくのを待つという。

手術はせず、リハビリ・治療をしながらいまに至る。

9月末に試合があるとのことで半月板損傷の治療に関してnetで検索し、

遠方から東京都板橋区のなかむら自然形体院へ来院。

現在は右膝を内側にひねる動作が痛い。

問診、触診と検査を入念に。

右足がガチガチに固まっている。膝裏も張りが強く膝がのびない。熱ももっている。

施術にはいる。

張りは比較的すぐに解消。立ってさっきまで痛かった動作をしてもらう。

「痛くない、大丈夫」

20分前に痛かった膝を内側にひねる動作が可能に。

そのまま外を走ってもらう。はじめは軽くジョグ。少しずつ力を入れてダッシュ。

「少しダッシュして着いたときに痛いです」

膝関節の動きの不具合を修正。もう一度走ってもらう。

「大丈夫!!」

深追いせずに、からだ全体の緊張、歪みを解消して、ストレッチの方法、自分でできるケア方法を教えておわる。

施術後、いろいろ動かしているとお母さんから

「膝裏のひっかかるって言ってたのは?」と。

「大丈夫だよ!!」

この笑顔をみると、うれしいですね。

話を聞いていると、小さいころからバドミントンをはじめ、今では学校の部活、クラブチームを両立しておこなっているそう。

練習は週6、土日は1日練習とオーバーワーク。

自分も高校時代そんな感じでした。基本休みなし。年に休日は何日か。平日は夜8時頃まで全体練習、学校戻って10時過ぎまで自主練。土日は朝から晩まで。よくやってたなといまはそう思います。

しっかり自分でケアをし、からだのメンテナンスをしなくちゃですね。

1つの病院では温めて膝を動かすというケアを行っていた。

膝はからだで冷却装置としての機能をもつので温めることはおすすめできません。

同様にサポーター等をしていると、膝関節のずれが起きてくるのでおこなわないようにしたい。

もう1つの病院では冷やして90度以上膝を曲げないようにというもの。

冷やすとその部分の組織(筋肉、靭帯他)は固まってしまう。

血流が悪くなり、回復をさまたげてしまう事もある。

半月板損傷は手術をしなくても回復します。

手術をすすめられた方、ご相談ください。

大会まで2週間。しっかりケアをして、試合できるといいですね。

いい結果報告をお待ちしております。

なかむら自然形体院
住所:東京都板橋区蓮根3-2-14城戸ビル1A
問合せ先:03-5939-8675

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